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オーキャンで登壇―高校生に大学での学びを伝える上で僕が意識したこと

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本日、筑波大学社会・国際学群国際総合学類のオープンキャンパスにて「大学での勉強・ゼミ」についてのプレゼンを行ってきました!

いやはや、僕もかつて6年前は高校生と同じく座っている立場だったんですよね…

それから6年が経ったのですが、正直当時の学生のプレゼンには少し幻滅したのを覚えています。

入学するのに+2年かかって僕が言うのもなんですが、「あっさいな~」と高校生の僕も思ったんですよ。

というわけで、今回、僕がプレゼンするに当たり、意識したことについて紹介したいと思います。

高校生だからって手を抜かない

よく「高校生だから」とか「大学生だから」という枕詞を付ける人がいますが、全くナンセンスだと思っています。

というのも、高校生で起業している人もいるし、飛び級で大学に通う人もいます。

だから、安易に「高校生」だとか「大学生」だから、同じく「社会人だから」という枕詞を使うのは、そんな自分をどこかにある「世代」に置き換えて、自分のあり方から目をそらしている側面があるんじゃないかって思うんです。

なので、今回僕が高校生に「大学での勉強・ゼミ」について伝えるに当って、内容的にまったく手を抜きませんでした。

それが、僕なりの高校生へのエールであり、敬意であると思ったからです。

個々人の問題意識や知的探究心をもとに学びたい者が集まるのが大学

分かりやすさと構造や論理を明確にする

しかし、手を抜かないからといって専門用語を連発するのは、それはそれで相手の立場を考慮に入れていないもので良いとは思えません。

そこで、できるだけ簡潔に、できるだけ少ない情報量で、できるだけプレゼンの流れである構造や論理を明確にすることを意識しました。

当然、大学での勉強についてとなると細々とした説明やらそもそもの前提についての説明が必要な箇所もあります。

が、そこは基本的に切り捨てました!

本当にポイントとなる点だけ、つまりプレゼンの内容を理解してもらう上で最低限押さえて欲しい点についてだけ、スライドに記述。

後は、理解しにくそうだなというとこだけ、口頭でサッと説明しました。

15分という制限だったので、かなり飛ばし気味、早口になってしまったところもあるのですが、大まかに大学生後半になって行う研究についてやゼミについてはちゃんと説明できたんじゃないかと思います。

高校と大学での学びの違い

大学での学びの基本

これからの学生に向けて自らの生き様を示す

上級生からのプレゼンは「大学での勉強・ゼミ」の他に「留学体験」と「課外活動・インターン」もありました。

そのメンバーと話している際に、「今の高校生には先の話過ぎて興味が湧かないんじゃないか」と不安がる声がありました。

僕が思うにそれで全く構わないと思います。

それは、さっきも書いたように「高校生に理解してもらう努力を怠る」という意味ではありません。

「現在、大学生活を送って、もうすぐ卒業するような上級生がどのようなことを経験し、どのような学びを得、何を目指して活動し、その上でこれからを担う学生に何を伝えたいと思うのか?」

そんな僕らの生き様のようなものをしっかりと形にして、言葉にして伝えればいいと思うんです。

今すぐではなくとも、近い未来においては十分関係する話しなわけですし、受験するか否か、入学するか否かを考える必要のある高校生にとって、普段はテスト勉強や部活動、受験勉強に追われる高校生にとって、なかなか接点を持ちづらい現大学生から直接話しを聞けることは大いに価値のあることのはずです。

全ては理解してもらわなくても、どこか頭の片隅にでも入れておいてもらえたらいいという思いで僕は話しをしてきました。

まとめ

偉そうに語ってきましたが、僕もまだまだ学びの途中です。

そして、僕が語った大学のあり方はどちらかと言えば「これまで」の大学あり方だと自覚しています。

おそらく、これからの大学は技術革新や教育改革の名のもとに、どんどんと形を変えていくのだと思います。

ですが、学問における基本的なディシプリンはそう簡単には変わらない、普遍性のあるものだと思っています。

知的好奇心旺盛な高校生には是非とも貪欲に学んで、いつか「これから」について話し合える仲間になれたらと思います。

僕が開設した「人から始まる学問の見える化」を目指した入門学術メディア

これからShare Studyで行うプロジェクトとして、高校生ライターを募集していけたらとも思っています。

ガンガン動きますし、ガンガン学んでもいきたいと思います。

ではでは~。



ブログ管理人

としちる

日本サッカー協会に入るため筑波大学体育専門学群を目指すも、受験前に父親が逃亡し、やむなく部活を辞める。教材費と受験費を稼ぐためにバイトしながらの宅浪生活を2年間送った後、国際総合学類に入学。タイにて日本語指導と留学も経験。帰国後、「人から始まる学問の見える化」を旗印とした『入門学術メディア Share Study』を創設。運営サイトは4つ、記事執筆数は250以上、イベント運営に携わった数は50以上(17年8月現在)。最近、VALUも動かしてます。

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