これからの教養を考える としちるのブログ

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【感想】Lab対談 vol.6 つくばから世界へ―熱き男たちの物語

投稿日:2017年6月19日 更新日:

「Lab対談 vol.6 つくばから世界へ」が行われた感想です。

身体を動かし心も揺さぶられた、個人的にとっても楽しめ対談でした!

Tsukuba Place Lab(以下、Lab)とは「筑波大学すぐ近くにあるコワーキングスペース」です。

「Lab対談 vol.6 つくばから世界へ」とは

たいちる
ども!Labスタッフのとしちる@ture_tiru)です。

こちらがイベントのキャッチ画像。

良い意味での男くささが前面に出てますね~~ふぅぅぅっ!
いべちる

そして、こちらがイベントの概要です!

「人と人とを繋ぎ やりたいことを実現していくための場」が欲しいという想いから生まれたTsukuba Place Lab。毎月1回、人と人とを繋ぐ秘訣についてゲストを招いて対談しながら探っていきます。

第6回はつくばを愛しパッションとともに行動し続け、そのアツいマインドをつくばはもとより茨城中、日本中、そして世界へと発信し続けている株式会社 D Styleの守屋 俊甫さんをお呼びし「つくばから世界へ」というテーマで対談します。

モデレーターはつくば市に移住し、よりよいまちをみんなでイノベーティブにつくっていくために「異なる価値観が出会う、アイデアを共有できる場。"人と人とを繋ぎ、やりたいことを実現していくための場"」というビジョンを掲げるTsukuba Place Lab代表の堀下 恭平が務めます。

登壇者:守屋 俊甫さんとは

以下の自己紹介にもある通り、守屋さんはとにかくハチャメチャな行動力があることがわかります!

株式会社D Style取締役,健幸エンターテイナー,ものまね芸人筑波大学大学院修士課程在籍の大学院生他、七つの顔を持つ男
1986年生まれ。

第1のふるさと:北海道江別市;第2のふるさと:つくば

2008年、筑波大学で北海道民会を組織化し、学園祭にて踊ったソーラン節に感動し、「筑波大学 斬桐舞」を創立。“ユニバーサルソーラン”という理念の下、初代舞長を務めた2年間で約150回以上の演舞を経験。国内・フランス・タイ・南アフリカでのソーラン公演の実績を持つ。2012年3月には、つくばが多くの人の“ふるさと”であり、“人々がつながる”街であって欲しいという想いから、「ふるさとつくば ゆいまつり」を開催。現在、健幸をエンターテイメントする株式会社D Styleを立ち上げ、つくば/大阪/神戸にジム・治療院の経営、高齢者アイドルのプロデュース、企業・介護施設への健康増進事業等を展開中。経営者、芸人、アイドルP、学生など何足もの草鞋を履き続ける意味とは?!

まとめると…

  • 筑波大学に「北海道民会」を設立
  • サークル「斬桐舞」を設立
  • 「ふるさとつくば ゆいまつり」を開催
  • ジム、治療院を運営する株式会社 D Styleを立ち上げた起業家
  • 高齢者アイドル「つくバアサン47」のアイドルプロデュース
  • 筑波大学大学院人間総合科学研究科(体育)に所属

となります。

べじちる
活動が多岐に渡りすぎて開いた口がふさがらねぇ…

モデレーター:堀下 恭平さんとは

Labスタッフの代表を務め、今回のモデレーターである堀下さん。

当初は学生起業家として地域コミュニティづくりに携わり、クラウドファンディングを通じて100万円以上をかき集め、筑波大学すぐそばのTsukuba Place Labを創設した方です。

昨年度、筑波大学を卒業し、株式会社しびっくぱわーの社長として活躍中!

詳しくは以下のプロフィール記事にてご確認ください。

参考【スタッフ紹介】代表ほりしたのプロフィール

(社長の紹介もして評価アップだぜグヘヘヘ)
ぴえちる

「Lab対談 vol.6 つくばから世界へ」感想

今回の対談、何が一番面白かったっていうと、守屋さんがさまざまな活動する上での「思い」に非常に共感させられたことなんです。

もちろん、個々の活動として行っているものもすごいわけですが、やはり何よりもその活動の根幹にある「信念」があるんです

小手先じゃないんですよ。

一つひとつの行動に「良さ」がある。

守屋さんが描くその「良さ」というのが、「健幸」ということばに現れているんです。

スピーカーである守屋さん(左)と堀下さん(右)

ユニバーサルソーランというコンセプトの背景

例えば、守屋さんが学生時代に立ち上げたサークル「斬桐舞」では、「ユニバーサルソーラン」というコンセプトがあります。

「ユニバーサルソーラン」とは、例え「目が見えない」という障害があったとしても手を取り合って踊ることで一緒に踊ることができるというように、できない障壁があったとしてもやりたい気持ちを工夫することで一緒に乗り越えるというものなんですね。

斬桐舞というサークルは現在も筑波大学に存在していて、僕もその踊りを見たことがあります。僕が当時、見た限りではそのコンセプトを知らなかったので、「踊るサークルなんだな」くらいにしか思えなかったんです。

守屋さんはサークルに対して特に何も言わないし楽しんでやってくれればそれでいいそうなんですが、「ユニバーサルソーランというコンセプトだけは忘れずに受け継いでいってくれ」とお願いしているそうです。

ただ運動して「健康になろうよ」じゃない。

ただ運動して「幸福になろうよ」じゃない。

あくまでも「ユニバーサル」に、つまり、自分事としてだけじゃなく他人事としても考え、動き、それでいて楽しく、幸せになろうよってことを大切にしているんだなってことが伝わってきました。

会場の様子

健常者の方が困っている

「ユニバーサルソーラン」というコンセプトを掲げたきっかけがエタノールとメタノールを間違えて飲んでしまったことで全盲になってしまった方との出会いだったそうです。

その方が47都道府県を旅した後に至った考えが

「障害者とどう触れ合っていいかわからない健常者の方が困っている」

というものでした。

うーん、なんかすごくわかります。

正直、「何が正しい接し方」なんて分からないじゃないですか。

電車で高齢の方に席を譲ったとしても、人によっては「年寄り扱いするんじゃねぇーッ!」ってブチ切れる方もいるかもしれないわけですよね。

やさしさのつもりでしたことが、実はその人にとってはちっともやさしいことではないってことは往々にしてありうることなわけです。

「本当に困っているときに助けられるかどうかって部分はとても難しいのだけど、そこを本質的に大切にしなくちゃいけない」

という守屋さんのことばに心を揺さぶられる思いをしました。

僕の好きなミスチルの曲No.1である『名もなき詩』という曲、その中でも特段好きな歌詞にこんなことばがあります。

誰かを思いやりゃあだになり、自分の胸に突き刺さる

 

だけど…

あるがままの心で生きようと願うから

人はまた傷ついてゆく

まさにこれ、ですよね。

そうやって誰かを思いやってみても、やっぱり傷ついてしまうものなのかもしれません。

いつもいつもそうなわけではないけども、必ずしも善意が「善」になるわけではない

だからこそ、いやそれでも、「あるがままの心で生きよう」とする力強さをさまざまな活動を行っている守屋さんだからこそ、それを考え行動する大切さを感じさせられた対談だったのでした

参加者と話す守屋さん

二人に生じた「誤配」

守屋さんも堀下さんも学生時代から活動的だったためお互いFacebookで繋がってはいても、特に交わることがなかったと。

というのも、「0から1を作る」ことをやり続けた二人にとって、近しいからこそ上手く相容れない経験をしていたから一人で行動してきた側面があったようなんですね。

だけども、今はさまざまな経験を通じて「一人だけでやれることの限界を知った」上での今回のLab対談の実現だったというわけです。

つまり、両者とも「志がつながった集団でやることの重要さ」に気づいていった「今」だからこその対談だった。

そこが、イベントとして両者の会話が盛り上がった点だったと思ったんです。

やっぱり、タイミングってすごい重要なんですよ。

人と人と出会うタイミングって。

ただ出会えばいいんじゃないんです。

それぞれのタイミングとタイミングが重なった時に、その重なる瞬間だからこそ交わる点があると思うんです

それが、今回のイベントとして結実したのだと感じました。

僕がちょうど読み終わった本に「ゲンロン0 観光客の哲学」という本でキーワードになるのが「誤配」という概念です。

要するに「誤配達」のことなんですが、こうした必然性・偶然性の交わるようなものこそが「人との出会い」でもあるって話で、まさにこれだなと思ったのでした。

まとめ

超大型守屋さん

他にも、「ただ慈善的になるのではなく、活動をすればお金を受け取れるような活動をしたい」といったように、さまざまに共感することの多い対談でした。

イベントや合間や懇親会でも、良い身体づくりをするエクササイズも体験できて、久しぶりに身体を整える大切さも痛感…!

これから守屋さんがプロデュースする『ツクバあさん47』と僕が運営する『入門学術メディア  Share Study』や堀下さんが運営する『グリーンバード  つくば』などなど、つくばを中心にしたコラボ企画案も出て来るなどワクワクしちゃいましたね!

このビッグウェーブに乗るしかねぇ…!
いべちる

次回のLab対談ではどんな話が聞けるのでしょうか!楽しみです!

ではでは~



学ぶ編集者

としちる

日本サッカー協会に入るため筑波大学体育専門学群を目指すも、受験前に父親が逃亡し、やむなく部活を辞める。教材費と受験費を稼ぐためにバイトしながらの宅浪生活を2年間送った後、国際総合学類に入学。タイにて日本語指導と留学も経験。帰国後、「人から始まる学問の見える化」を旗印とした『入門学術メディア Share Study』を創設。運営サイトは4つ、記事執筆数は250以上、イベント運営に携わった数は50以上(17年8月現在)。最近、VALUも動かしてます。

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