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【第2回】ブログの行方―紙とデジタル媒体の違い

投稿日:2016年1月9日 更新日:

「ブログの行方」連載シリーズ第2弾!

あなたは紙派?デジタル派?わたしはどっちも派。笑

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前回のまとめ

こちらで昨今のメディア情勢がどのようになっているのかを考察を交えつつ紹介しました。SNS、新聞、バイラルメディアとそれぞれに変化が起きており、それでもやはり重要になるのは各メディアのコンテンツを高めていくということが前回の結論です。

では、そのようなメディアを取り巻く現状を抑えつつ、こうしたブログ媒体はどうあるべきだと考えられるのでしょうか。そうしたことを考えるためにも、今回は紙とデジタル媒体の違いを確認していきたいと思います。

紙のメディア

紙というとイメージするのは、本や雑誌、新聞ですね。
紙の最大の特徴は何かと考えると現実に物体として存在していて、固有性があるということなんだと思います。
どういうことかと言うと、紙ならその辺に落ちていても「あれ?」と目につくことがあります。
そこからひょいと拾ってちょっと読むということが誰しもにあるのではないでしょうか?
また、紙なら具体的にこれだと指し示すことができます。
ですから、その人だけが知りうる特別な本として記憶に定着している本もあることでしょう。
例を挙げれば、受験勉強のために擦り切れるほど一生懸命に読み込んだ参考書ってすごい愛着湧きません?
なくして新品にしたところでその本は同じものではないと感じるそういったあれです。
そうした固有性というものが紙の最大の特徴なんじゃないかと思います。
特別な思い入れがあるというのはあくまで分かりやすい例であって、そうじゃないものだとしても、「仕事帰りで落ち込んでいる時に立ち寄った本屋でたまたま見つけた本」「友人に勧めて貸し借りした本」とかそういった記憶として残っているものというのは厳密にはそれぞれが違うものです。
つまり認知的に唯一のものでしかないということですね。こういった認知と結びついているものって思い入れがあるなどして、情報を得る媒体としても特別なものですし、記憶に残りやすいんじゃないかと思っています。
以下が紙媒体のメリットとデメリットの一覧です。

紙のメリット

・書店で確認することができる(仲介者の存在
偶然性がある(周辺にあるものを手にとって見ることができる)
・書き込みがきっちりとできる
・端末を必要としない
・パラパラと参照するのに便利(現物として見れるため一覧性が高い
・編集作業で時間をかけて質を高めることができる

紙のデメリット

・輸送コストがかかる
・保管する場所が必要
劣化する
・紛失する可能性がある
作成コストと発行までの時間がかかる(デジタルとの比較)
・発行媒体が同一のものに限られる
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デジタルのメディア

では、デジタルのメディアにはどのような特色があるのでしょうか。
デジタルのメディアはそれを媒介する端末さえあれば、いつでも、どこでも同じものを閲覧することができます。
これは、わざわざ物体を持ち出す必要がないなど非常に便利であるなと思います。
ですがその一方で、先ほど紙で取り上げた「固有性」というものが極端にそぎ落とされてしまうとも言えそうです。
なぜなら全てが同じ画面、端末は違ったとしても画面上に映し出されるものであるからです。
そうすると、インターネットで検索して調べたものから電子書籍であれ情報というものが相対化されてしまいます
相対化されてしまうと一つひとつの情報に対して認知的なものが働きづらくなり、記憶に定着しづらく、情報はただ情報として流れていってしまう可能性が高くなると言えるのではないでしょうか。
大事だと思った情報であれ、大した価値ではないものであれ、それらは同一の画面上に投射されたものとなり、そこになんらかの意味付けをすることがこれまでの紙媒体のものに比べ難しくなると言えるでしょう。
便利な反面のデメリットと言えそうです。
以下がデジタル媒体のメリットとデメリットの一覧です。

デジタルのメリット

・いつでも、どこでも購入できる(インターネットが繋がれば)
保管スペースを取らない
・劣化しない
・データが消えない(クラウドにデータがあれば)
・輸送コストがかからない
発行までの作業的コスト、時間がかからない
クロスメディア化できる(リンクによって情報媒体を繋ぐ)

デジタルのデメリット

・媒体となる端末が必要
・書き込みが紙媒体と比べ比較的劣る
必然性が必要(基本的には検索する)
・情報に対する信頼性が相対化される(媒体となる端末が同一もしくは似た画面上で再現される)

今回のまとめ

もちろんどのようにメディアを捉えるかによって、つまりそれぞれの立場によって何をメリット、デメリットと考えるかは異なりますし、その他の観点からもいろいろと述べることができるかと思います。
例えば、デジタル媒体を教育として利用するならば、アニメーションや動画を用いてより直感的に理解できるなどです。
今回はデジタル媒体のものより紙媒体のメリットについて主に言及することにしました。
デジタル媒体のメリットは散々語られていて、ある程度認知されているものかと思い、どうせこの記事も画面上に表示されるのならと敢えてそうしてみました。
ですが、僕が思うにデジタル媒体が持つ本当の強みとは、どこでも見れるや便利だといったこと以上に、「クロスメディア化」できるという点にあると考えています。
これについては「第4回 ブログの在り方と今後」で詳しく書いています。
その前に次回は、現在のアフィリエイト情勢がどのようになっているのかデータを見つつ考察してみたいと思います。
ブログ管理人

としちる

知識と知識が繋がった瞬間がたまらなく好きな凝り性。冊子制作で学んだ取材・記事執筆やデザイン制作のスキルをWeb上にて、学問的なものを発信することに役立てられればと思い活動している。

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