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アニメ「すべてがFになる」を見終えての感想-真賀田四季が最後に語る哲学とは?

投稿日:2015年12月25日 更新日:

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アニメ「すべてがFになる」を見ての感想

「すべてがFになる」を見終わりました。

セリフ回しが特徴的なアニメでしたね~。

元は小説でドラマになったそうですが全然知りませんでした。

物語概要

本作の主人公である国立大学工学部建築学科助教授の犀川創平(さいかわ そうへい)と犀川助教授を慕う西之園 萌絵(にしのその もえ)が天才プログラマである真賀田 四季(まがた しき)がいる島にキャンプをしに行くことに。

真賀田 四季はある事件をきっかけに15年間も島にある自身の研究室に閉じこもって生活していた。

しかし、二人が訪れたその時に、不可思議な死体に出くわす。

研究所内のシステムが異常をきたし、警察に連絡も出来ずに半ば孤立する人々。

二人は事件の真相を追うべく、推理をめぐらしていく。

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感想

物語はその謎解きがメインになるわけですが、淡々と進むわりには続きが気になる気になる木になる。

こんな感じでもないですが、犀川創平いわく意味のない冗談がところどころに出てきます。笑

二人のコミカルかつ奇妙、時に真賀田 四季を中心とした哲学的な会話に最初から引き付けられました

物語はゆっくりと進むので一気に見るのがおすすめですね~。

哲学的な問いかけが好きな方とかは面白く感じると思います。

以下、思いっきり最後のネタバレを含むので嫌な方は注意です。

ただ、物語の会話の中で一番面白いと思ったとこでした

【注意】ネタバレ含んだ感想

以下は最後に繰り広げられる真賀田四季とその娘の問答です。

ここに今回の作品の核があるような気がします。

娘:お母さま。海は月より人間に必要なものに思えます。

母:それは人間との関係が強いということ。

娘:人間も他の多くのものと関係しているのですね。

母:そうです。一人ひとりの人間の存在がその周辺に影響を与えます。

でも人は、周りの人やもののために存在しているのではありません。

つい、誰かのためになりたい、みんなの役に立ちたい、それを自分の存在の理由にしたいと考えがちなのです。

存在の理由を分からないままにしておけないのね。

常に答えを欲しがる。それが人間という動物の習性です。

娘:欲しがってはいけないのですか?

母:いいえ。欲しがることは間違いではありません。

しかし、完全なる答えなどないのです。でもそれを問い続けることは、とても大事なことです

娘:近づくことはできるのですね。

母:そう考えればよいと思います。でも私にもまだよく分かりません。

娘:お母様にも、分からないことがあるのですか。

母:もちろんです。分からないことがあるから、人は優しくなれるのです

娘:どうしてですか?

母:すべてが分かってしまったら、何も試すことができません。

何も試さなければ、新しいことは何も起こらない

人は分からないことの答えを知りたいと思って追い求める。

そこに優しさや懐かしさ、そして喜び・楽しみが生まれるのです。

娘:私は、お母様にいつも聞いています。

こうして答えを求めることで、私は優しくなれますか?

母:そうね。私がいないときもいつも問いなさい。

誰も答えてくれない時も問い続けなさい。自分で自分に問うのです

それを忘れてはいけません。それが、あなたの優しさになるでしょう。

娘:分かりました。お母様。

これを聞きながら、ジョジョで一番好きなセリフを思い出しました。

「第五部 黄金の風」の「今にも落ちてきそうな空の下で」という話です

元警官であった主人公チームの仲間であるアバッキオが殺された時に、殉職した先輩警官に出会うシーンです。

アバッキオは犯人が見つかるかも分からないのになぜ捜査を続けるのかと聞きます。

その返答が下のセリフとなります。

殉職した警官「そうだな・・・わたしは『結果』だけを求めてはいない

『結果』だけを求めていると人は近道したがるものだ・・

近道した時、真実を見失うかもしれない

やる気も次第に失せていく

大切なのは真実に向かおうとする意志だと思っている

向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人を逃したとしてもいつかは辿り着くだろう?

向かってるわけだからな。違うかい?」

この二つのセリフは同じようなことを述べているように思えます。

特に、ジョジョの殉職した警官の言葉は僕の座右の銘の一つとなっています。

正直、「真実」がすべて分かるというのは幻想です

分かるはずがないし、必ずしもすべてを分かる必要はないのです。

ですが、その「真実」を知ろうとする歩みを止めてはいけないでしょう。

そしてそれは教えてもらうのではなく自分の頭で考えなくてはなりません

決して誰かの受け入りではなく、自分で考えて辿り着くからこそ意味があるのだと思います。

今回の真賀田四季のセリフは、そうして自分で悩み考えることがその人の「優しさ」「喜び」になると言っていることが、ジョジョのセリフにはないところであり、自分の考えと近くて面白かったですね~

ですが、「なぜ自分の頭で考えなくてはいけないのか?」に対する論理的な答えがハッキリとはなされていないですね。

また、書きたいなと思いますがちょっと難しそう…

余裕ができたら書いてみます…!

では!

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としちる

知識と知識が繋がった瞬間がたまらなく好きな凝り性。冊子制作で学んだ取材・記事執筆やデザイン制作のスキルをWeb上にて、学問的なものを発信することに役立てられればと思い活動している。

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