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【映画感想】今更観てきた『君の名は。』のズボラな感想―「モヤッとする!」【ネタバレあり】

投稿日:2016年10月16日 更新日:

ふと思い立って今更ですが『君の名は。』を観てきました。

正直な感想としては「モヤッとする!」です(笑)

ざっくりとした「君の名は。」のストーリー

ざっくりと物語を分けると、

  • 東京に住む男子高校生とどこか分からないけど山に囲まれ湖もありとにかく田舎に住む女子高校生が入れ替わりながらお互いの生活を体験する前半
  • そしてその入れ替わりの日々があることをきっかけに終わりを告げ入れ替わり現象の核心である近づいていく後半

というような構成になっています。

オープニングや挿入歌、エンディングとRADWIMPSが音楽のメインを務め、物語の場面展開などにも用いられたりしています。

壮大な

「RADのミュージック映画」

という感想を知人から少し聞いたり、『秒速5センチメートル』をだいぶ前にちょろっと観たなという記憶があるくらいの事前情報で観に行きました。

ざっくりとした『君の名は。』を観ての感想―視聴中

視聴中の感想―二人が入れ替わる前半

前半の入れ替わりは二人の生活の違いや単純に男女の入れ代わりということで慌てふためく姿がおかしくなんだかちょっとくすっとしたくなる感じ。

青春のこそばゆしさをどこか感じるというのでしょうか…

そんな描写の最中に、お互いの登場人物の周りの人々や環境などがサラッと描かれていきます。

これからもし観るという人がいれば、ここらへんの細かな描写で後々湧くであろう疑問にヒントを与えてくれるので注意しておくといいかもです。

視聴中の感想―二人が入れ替わらなくなってしまった後半

途中で彗星が近づくという話がテレビのニュースなどでもたびたび映し出されたり、そもそもメインビジュアルにもある通りその彗星というのが大きく物語に絡んでくるわけなのですが…

いかんせんここから

「あんまり面白くないなぁ。」

と思ってきてしまいました。

二人が入れ替わらなくなるのは女子高校生である「三葉」が住む街に隕石が落ちてしまったからということが男子高校生である「瀧」が調査する中で分かっていくのですが…

「どうせ助かるんだろうしなぁ。」

って。

というのも映画の冒頭ですでに大人であるであろうビジュアルの二人が電車に乗っているのが映し出されているんですよね。

「ハッピーエンドではある」ということも漠然と聞いていたので、なんというか既定路線みたいに感じてしまって。

しかもやたらと「お互いのことを忘れてしまう」という描写が挟まれて、ちょっとしつこいなと。

「まずは隕石をどうにかしなきゃいけないのでは?」

とちょっと冷めたというわけじゃないけどなんとなく感情移入できない感覚に陥っていく…

映像の描写は相変わらずとてもきれいなのだけど、ストーリーというか演出の仕方が気になってしまう始末…

お互いの時間が3年ずれた状態で入れ替わっていたため、隕石事件が起きた後その事実を知った瀧の行動により町に隕石は落ちてきてしまうもののどうやら死者は誰一人出ずに済み、結果としてはその5年後に二人は出会って終わりを迎えるという確かにハッピーエンドなのだけど、

「なんかひっかかってモヤモヤする!」

という気持ちが終わった直後に湧きました。

帰宅後の感想

この作品は今までの新海誠さんの作品の中では比較的エンターテイメントに割り切って制作されているのだろうなとは思いながら視聴したものの、なんとなくひっかかる。

というのも、「この作品なりの新しいテーマはどこにあるのだろう?」と。

何かしら含みを持たせた描写をする人だなとは漠然と思ってたのと、完全に私事なのだけど論文構想を練っている最中にリフレッシュも兼ねて観に行った映画だからかなんというかそういった作品の「深みのある」テーマみたいなものを期待してたからそういう風に思ってしまったのかなと。

監督さんのインタビューを読むと、

 人生には出会うべき相手がいるというテーマ

つまり、「運命の人って、いるんだよ」ということですね。

新海誠『君の名は。』公開記念インタビュー

というけっこー単純なものだし、やっぱり新海誠さん作品のいわゆる「若々しさ」は描かれていたことを考えると、そこにエンターテイメント性を加味して出来上がったものだなと思えば少し鑑賞後に感じた違和感は拭えてきた。

帰宅後に調べたりこういったレビューを書こうと思わせてくれただけそれなりに自分の心を動かされたという意味では面白い作品だったのかなと今では逆に思ってきている。

正直、描写不足だなと思う場面もあるけどそれ含めての作品なのかな。

すぐに『君の名は。』のアナザーストーリーが小説になっているみたいだからメディア展開みたいなのも織り込み済みで作られているのだろうなと思えば戦略としては納得してきた。

ただ、そういったのを抜きにしてももうちょっと何か新しさというか驚きみたいなものを味わいたかったし、エンターテイメントではありつつも作品に「重み」を感じさせてくれるものだったらもっと良かったなぁとも。

けど、なんとなく他の作品ってなんだっけ?ということで気になっていた新海誠さんの初期作品「ほしのこえ」を観たら思っていた以上にSFロボットしていてこの路線で今ならではのというか『君の名は。』を何か越えてくるようなものを表現してくれたら面白そうだと期待してきた。

とりあえず終わった後のズボラな感想でした~

では!


ブログ管理人
としちる

ミスチルと青い鳥が好き。大学生活前半は冊子制作に打ち込むも紆余曲折あって研究者を目指すことに。夢はアカデミーを作ること。研究の狭き道でも生きていくこととやりたいことを両立させるために、サイト運営やライティング、Webデザインといったメディア系スキル・ビジネスのイロハも学んでる。つれづれ“ちる”ままに、時に激しく主にダラダラがモットー。

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