MISSION
「Feedly→Pocket→Evernote」のトリプルコンボで
情報収集を効率化せよ!
ども!情報収集強化月間中のとしちる(@ture_tiru)です。
これまではブログで購読している人は購読ページから、通常のウェブサイトはブラウザーのブックマークから主に情報をアクセスしていました。
ですが、それだと数が増えていくとどうにも効率が悪い。そこで最近はついに「Feedly」に手を出してみたところ圧倒的に効率が変わってきたので、簡単に今行っている情報収集方法を紹介したいと思います。
この記事は、
- ウェブはいろいろ見て回っているけどこれらのサービスをあまり活用してこなかった人
- 情報収集の仕方を整理させたい人
に向けて、簡単に紹介しながらそれぞれを組み合わせた使い方の一例を提示しようというものです。
情報収集効率化の大まかな概要
僕の現在(160423)における情報収集はフリージャーナリストである佐々木俊尚さんの方法を基本にして行っています1)参考佐々木俊尚さんに学ぶ「情報の洪水」から面白い記事だけ集める方法 – まぐまぐニュース!。
そして、僕のテーマはクラウドを活用していつでもどこでも閲覧・編集することにあります。ローカルに保存すると一つの媒体でしか見ることができないので、効率が悪くなってしまいますからね。
もちろん、会社のデータ等であればセキュリティ上の問題があるかと思いますが、そこはとりあえず置いとくとして。
こうすることで、情報を取得することから読む・保存・活用するまで、効率的に行うことができます。
ステップ1:Feedlyで一覧から気になる記事を気軽にピックアップ!
Feedlyとは、RSSの一つで自分が購読したいサイトの更新情報を一か所に集めることができるサービスです。
基本、英語なんですけどそんなに難しくないですし、検索すればいくらでも日本語で使い方も説明してくれるサイトがあるので大丈夫2)例「RSS?定期購読って何?」な人に全力でオススメしたいツール、Feedly | グアカモーレ!。
これがトップ画像なんですけど、僕のはStylishというChromeの拡張機能を利用して自分用のデザインに変更しています。
自分が購読したいブログやメディアのURLをここに打ち込み登録することで、わざわざ直接サイトに行かずともページを見ることができます。
これが本当にもう楽で楽で!なぜ今まで使わなかったのだろう…というほど素晴らしいです!
ポイントはすべての情報が必要なわけではないということ。
一覧で見るだけでなく、記事の序文もしくは全文をFeedly内で完結してササッと見ることができるので便利すぎることこの上なし!
Feedlyの各リンクまとめ
公式サイト:Feedly
- Google PlayでFeedlyをインストール
- App StoreでFeedlyをインストール
- ChromeでFeedly Miniをインストール
- FirefoxでFeedlyをインストール
- SafariでFeedlyをインストール
「ブラウザーって何?」という人はこちらの記事を。一覧だけじゃなく、簡単な説明も書いてくれています。
「ブラウザーの拡張機能って何?」という人はこちらの記事を。要するに、スマホでいうアプリです。ブラウザーに好きな機能を追加してより便利に使おうというもの。
ステップ2:Pocketにしまって「あとで読む」
Feedlyはあくまでもどんな情報があるかをササッと確認するためのツールです。
一瞬読めば済むものから、あとでもう一度時間を取って読みたいという記事に分けられるはず。そこで、僕は「あとで読む」と判断したものはPocketというサービスに保存しています3)Pocketの使い方に関する分かりやすい記事はこちら→まず最初に知っておくべき「pocket」の使い方講座!(全4回) | hoomey。
Pocketは余計な広告などを省いて、必要なテキストと画像を素早く表示してくれるサービスで世界的に用いられているので、どの媒体でも利用することができます。
Pocketの各リンクまとめ
公式サイト:Pocket
Chrome、Firefox、Safariのそれぞれの拡張アプリを導入すれば保存したいページでワンクリックするだけで自動的に記事を保存できます。
↓Firefoxの場合は標準でPocketの機能が内蔵されています。以下、参考。
Pocketは「あとで読む」には便利なのですが、長期保存には向きません。そこで、僕はPocketで「お気に入り」にした記事を自動的にEvernoteに飛ばすようにしました。その方法はこちらの記事にてまとまっています。
➡Webの情報を効率よく収集する「Evernote」+「Feedly」+「Pocket」の合わせ技
Pocketでもさっと読んで気に入ったらEvernoteに保存、そうでなければアーカイブするか消します。
ステップ3:Evernoteにて整理・保存
Evernoteはクラウド上でノートを管理できる、いわゆるデジタルノートの代名詞として登場したサービスで、100年続く企業を目指しているそうです。
Evernoteの特徴は「スタック」「ノートブック」「タグ」という3つのカテゴリーに一つひとつの「ノート」を分類することができることです。これはこれまでのFeedlyやPocketではできません4)疑似的にできなくはないけど検索性・閲覧性・機能性などで劣る。
何よりも便利なのはWebページをそのまま保存もしくは、簡易版としてPocketのように余計な情報をそぎ落とした上で保存できることです。しかも、この簡易版の保存を行えば後で自分が見やすいように編集することもできます。
例えば、TEDを時々見るのですが、残念ながらアンドロイドの公式スマホアプリではスクリプトが今のところ見れません。そこでTEDのスクリプトを「簡易版の記事」で保存することでEvernoteにて簡単に見ることができます5)ササッと調べたら「TED ME」というアンドロイドのアプリがスクリプトを見るのにすごく便利そうです(笑)参考英会話を上達させたいなら『TED ME』とかいうアプリがおすすめな話!。
Evernoteでは、記事を読むというよりは保存、管理し、時に必要であれば取り出して利用することが主な目的となります。
Evernoteへの主な保存の仕方は二つ。
PocketからEvernoteに放り込む
Pocketにためた記事で読み返したいという記事もあるはずです。
先ほども書いたように、お気に入りにした記事はEvernoteに自動的に放り込み、後でEvernote内で取り出せるように分類します。
直接WebページからEvernoteへ保存する。
中にはたまたま見つけたページですぐさま保存しておきたいという記事もあるはずです。そんな記事を見つけた時は、拡張機能である「Evernote web クリッパー」を使うことですぐに保存することができます。
Chrome、Firefox、Safariにそれぞれありますし、スマホのアプリに入れれば共有画面からEvernoteを選択することで保存することができます。
ただし、スマホではPC版ほど多機能ではないので注意。
冒頭で紹介した佐々木俊尚さんの記事クリップ例(Chrome)を見てみましょう。
記事上でクリップすると、このようにポップアップが出てきて、
- 記事
- 簡易版の記事
- ページ全体
- ブックマーク
- スクリーンショット
と保存方法を選べます。
ここで同時に保存したいノートブック(ファイルボックスのようなもの)を選択し、また検索しやすいようにタグ付けも出来ます。
「簡易版の記事」では、余計な情報を削ってくれること、また自分でテキストを編集することができるのでおすすめです。
Evernoteの各リンクまとめ
公式サイト:Evernote
- Google PlayでEvernoteをインストール
- App StoreでEvernoteをインストール
- ChromeでEvernoteウェブクリッパーをインストール
- FirefoxでEvernoteウェブクリッパーをインストール
- SafariでEvernoteウェブクリッパーをインストール
最後のまとめ
これまでの情報収集方法をまとめます。
- Feedlyで情報を一気に収集し、取捨選択する。
- Feedlyから集めた情報をPocketを活用してあとで読む。
- さらにそこから情報を取捨選択して、Evernoteにストックする。
イメージ図も作ってみました。右の黄色いアイコンは「Inforation(情報)マーク」で、Feedly→Pocket→Evernoteの順に段々と整理されていく感じです。
こうすることで、いちいちブラウザーにすべてのページをブックマークすることなく、本当に必要なページだけをブックマークすることができます。それに、必要な情報を精査しながら取捨選択し残すことができ、最終的にEvernoteにストックすることで閲覧性を上げ、編集も可能にすることができます。
ただし、注意したいのはこれらの方法はあくまでも情報を収集するための「手段」だということ。情報収集すること自体も何かしらの目的を叶えるための手段のはずですからね!
あくまでも、目的を達成するためにこれらのツールを活用することを忘れないでいたいと思います。
また、このような情報収集をし始めてまだ1ヵ月ほどです。すでに改善点が少しずつ出始めています。こうした知的生産術に終わりはなく、個々人の用途や特徴に合わせて変わるものだと思うので、自分に合ったやり方を見つけて頂ければなと思います。
ただ、僕なりの知的生産術における試行錯誤やその結果をこのブログに残していければと思いますので、良ければFeedlyに登録して頂けると嬉しいです。びびっときたら読んでやってください(笑)
書いている現時点では6人だけなので…
2017年6月現在、20人にまで増えました…!
今後の知的生産術関連の記事として、
- LINEを活用して主要ニュースをササッと確認
- WorkFlowy(ブログ記事作成、論文構成案、メモ、英単語学習 etc.)
- 論文の収集・管理(Adboe Acrobatで脚注とMedeleyで文献管理)
- 紙の本とKindleの読書術(三色ボールペン法とふせんの使い方)
などを考えているというか実践している最中です。また、まとまったり気が向けば更新します。というわけで、こちらがこのブログのFeedlyボタンとなっています。
では~!
Webサイトの閲覧だけじゃない!
とっておき読書法に関する記事も大公開中ッ!

注釈
⇧1 | 参考佐々木俊尚さんに学ぶ「情報の洪水」から面白い記事だけ集める方法 – まぐまぐニュース! |
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⇧2 | 例「RSS?定期購読って何?」な人に全力でオススメしたいツール、Feedly | グアカモーレ! |
⇧3 | Pocketの使い方に関する分かりやすい記事はこちら→まず最初に知っておくべき「pocket」の使い方講座!(全4回) | hoomey |
⇧4 | 疑似的にできなくはないけど検索性・閲覧性・機能性などで劣る |
⇧5 | ササッと調べたら「TED ME」というアンドロイドのアプリがスクリプトを見るのにすごく便利そうです(笑)参考英会話を上達させたいなら『TED ME』とかいうアプリがおすすめな話! |