先日、学際交流に応用できないかなということで購入したロジカル版カタルタ!
トランプに書かれた接続詞を用いて、次々に「語り」を生み出し、コミュニケーションツールとして、インスピレーションをもたらすツールとして登場したのがカタルタです。

イベント概要
イベントは、星新一の孫弟子に当たるショートショート作家として著名な田丸 雅智さんをゲストに、ストーリーテラー版を用いた1時間のショートショート作りWSがまずありました。
その後は、1時間程度の歓談タイム。
ワンドリンクと聞いていたのですが、会場である「BRICK&MORTAR」さんのご好意で飲み放題でした!
イベント感想
正直、福岡に在住しているカタルタを作成した福元さんに会いに来たといっても過言ではなかった本イベントでしたが、いやはや予想以上に楽しかったです!
もうホントに単純に、最初の文言と接続詞だけ決まった状態で、カタルタをめくりながらショートショートを即興で作っていっただけなんですが、下手にコミュニケーションツールとして使うよりも、「創作活動に使った方がいいかもしれない!」と思わず思ってしまったほどでした。

ショートショートを作るテンプレート用紙
カタルタをめくってから接続詞に合わせた文章を書くのはわずか1分。
ですが、意外や意外、皆さん滞りなくサッと書かれていたようです。
かくいう僕も、思いついた言葉をほぼ迷わず書き上げていました。
近くの方と見せあいながら、全く違う作品ができて「面白いですね~」って。
作成したショートショート
100年たってある日のこと、空に変化が起きました。そこへ、いも虫がいそいそとやってきます。そして、空がゆっくりと落ちてきました。どうやら、終わりが近づいてきたようです。それから、また100年がたちました。いつの間にか、終わりが過ぎ去ってました。しかし、そこにいも虫はいません。今、新しいいも虫がやって来ました。
ちるを
これを隣の席の方々には、「哲学みたいですね。」と言われてしまいました。
何を書いても哲学になってしまいます。。
ほんっとに伝えられた接続詞からパッと連想したものを書いていってできたのがこの作品です。
これだったら、なんか適当な話題に関してカタルタをめくりながら適当に語るYOUTUBE動画なら簡単に作れそうだなって思いました(笑)
ショートショート作家の田丸 雅智さん

(左)福元和人さん、(右)田丸雅智さん
僕、このイベントにて初めて知ったのですが、意外な経歴をお持ちなんですね。
というのも、東京大学大学院の工学部を卒業された方なんです。
[st-kaiwa-2946]なっ、なぜ東大で工学を学んでいた方が日本を代表するようなショートショート作家に??[/st-kaiwa-2946]と純粋に疑問に思ったので聞いてみました。
今日、ショートショート作家として著名な田丸雅智さんがどうして東京大学大学院の工学部出ていて作家になったのかお聞きしたら、「クリエイティブに生み出す」基本的な発想は工学的な研究と同じらしい。ショートショートを生み出すのもいわば実学的な発想で取り組んでると。めちゃ面白い話聞けた!
— としちる (@ture_tiru) August 4, 2017
とのことで、あくまでも工学部で研究していたのと同じような発想でショートショートの執筆にも取り組んでいるそうです!
大学での学びと社会との関係をShare Studyで探りたいと思っている僕としては思わぬお話を聞けて、ちょっと興奮してしまいました!
[st-kaiwa-3344]もし良かったら今度、Share Studyというメディアでそのことを詳しく取材させて頂いてもいいですか…?[/st-kaiwa-3344]と聞いたところ、快くOKを頂けました!
やったー!
「今まで自分もそうやって助けてもらってここまで来れたから」
と仰って頂けて、「あー、自分もこうやって恩をいつか他の誰かに返していけたらなぁ」と思ったのでした。
カタルタとの今後の展開
当然、福元さんともお話させて頂きました!
現在、僕はShare Studyで全国を練り歩きとあるイベントを起こそうとしているのですが、その交渉をしてみたかったんです…!
コミュニケーション論を学ぶ身としても、「遊び」の心を学問に活かしたいと思う者としても、ぜひともと思い東京までやってきました。
結果は、、、
「前向きに検討させてください!」
ということで、やりました!
きっと、もっと面白いことができていくんじゃないかと思うんです!
写真バックにある黄色いポスターは、カタルタの新しいポスターで星をイメージして、繋ぐとカタルタの「カ」になるのだとか。
宇宙を模しているそうです。
秋にリニューアルするということですが、僕も秋から全国を旅する予定なんです。
これはちょうどの良いタイミングなのでは…!
というわけで、引き続き話を詰めていければと思います。
ではでは~