昨日、佐々木俊尚×松浦茂樹トークセッション「これからのメディア業界で求められる人材力とは」に参加してきました。
参加理由は、
①メディア業界の前線に立っている人々は、どのように現在の業界を見ており、そこからどのような人材が必要なのか聞いてみたかったこと。
②メディア関連で働く社会人と触れ合う機会になれればと思ったこと。
の二つです。
現在のライフスタイルとメディアの関わり
まず、「なぜ今、LIFE MAKERSなのか?」という見出しの元、主催者である佐々木さんから説明と紹介がありました。
現在、ライフスタイルの変化が様々な場所で起きています。
ノマドライフと言えば「スタバでMac」だったのが「山や川でMac」になっていったり?
地方でヒッピーとなりつつもネット環境を通じて都会と繋がりを持つ人が増えたりしているそうです。
メディアというものがただ単に双方向的に情報を発信するだけでなく、そうしたプロセスそのものがメディアであり、さらに共同体を形作りずつあるというのが佐々木さんの意見でした。
そうした時代の変化を一緒に見ていきたいとのことから「LIFE MAKERS」を立ち上げようと思ったそうです。
この時代の変化が起きていく限り、続けていくつもりだと佐々木さん本人から聞きました。
メディアってだけでなくライフスタイルというのはそれこそ個々の人生そのものに関わってくる部分ですしね。
少し田舎にいる身としては、メディアに携わる社会人に直接会い情報を得られる機会を持てるのは貴重な経験になりそうです。
「LIFE MAKERS」気になるところ…
トークセッション概説
現在、Smart Newsでメディアコミュニケーションを担当している松浦茂樹さんとのトークセッションでは、バイラルメディアの登場に関するお話をたくさん聞けたことが印象に残っています。
バイラルメディアとは、自らコンテンツを持たずに別の所からコンテンツを集めて情報を発信しているメディアです。
日本ではあまり受け入れられていないが、アメリカでは日本の3年先を行っているとのこと。
バイラルメディアの登場によりそれまでコンテンツ作りに重点を置いていたメディアが
如何にして情報を届けるか?読んでもらうか?
に注目するようにアメリカではなっていったそうです。
その仕組み作りとして、アルゴリズムを組み情報を届けているそう。
そして、それを作っているのがSmart Newsでは松浦さんがやっていることだそうです。
しかし、それだけではユーザー本意の情報しか行き届かなくなってしまう。
メディアとしての役割は有益であったり、貴重な情報を届けることにもある。
そうしたメディアとしての思想も定めた上で、そのアルゴリズムを構築しているという話でした。
今まで、そうした思想的なものがあるとは思っていなかったのでハッとさせられるものがありました。
正に、会社としての社会哲学のもと、経営が行われているということですね‥
その他にも細かい話はたくさんありましたが、おおよそこのような内容のもとトークセッションが行われ、最後には懇親会が開かれイベントは終了しました。
感想
こういったイベントに参加するのは浪人生以来で懐かしさと同時に、まだまだ青二才の学生だったこともあって少し不安なところもありましたが、懇親会でも話かけてくれる方がいて助かりました。
自分が学校で行なっていた活動が仕事の現場にも通じることだったということが分かって、
「あー、少し報われた」
なんて思いました。笑
特に面白いと思ったのは、やはりSmart Newsのようなバイラルメディアでも思想を元に展開されているということでした。
私自身のこのブログに書いていたような思想的なものを活かすにはどうしたら良いのかというヒントを得られたような気がします。
懇親会が終わった後にも、社会人の方に混じって飲み屋にいってお話する機会がありました。
そこでもいろんなお話をさせてもらうことができて楽しかったです!
何はともあれ、自分が動き体験してみないと分からないことがたくさんある気がします。
機会があれば、どんどん飛び出して行きたいです!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!