オフラインでの販売にこだわるEVERYDENIM兄弟と文章で服をつくるブランドディレクターの赤澤えるさんら3人が、えぶり号に乗って全国を巡る旅が開始され、一発目のイベントとしてつくばにやってきたので、イベントに行って話してきました!
「全国旅してACADEMIC CAMPをやりたい!」って思うきっかけになったEVERYDENIMのお二人に会えて良かった!考えてきたことを再確認しつつ、改めて自分の領域に落とし込む話を島田さん(@shunsuke12261)とできて、勉強になりました。全国巡りつつ、えぶりシティ運営しつつの話をまた聞きたい! pic.twitter.com/WFMErDRie0
— としちる (@ture_tiru) April 8, 2018
相変わらずの兄弟の掛け合いとユーザーとの距離感を大切にする姿勢に学びつつ、えるさんに惹かれやってきた人びととのなんだかカオスな空間についつい長居しながらお話してしまいました。
というのも、EVERYDENIMの2人に出会ったことがきっかけで行ったクラウドファンディング「これからの大学を考えるため、47都道府県を巡って学び合う仲間を集める旅に出たい!」を行ったことから開いたイベント「ACADEMIC CAMP」が終わってちょうど一週間経った中で、振り返って考えてきたことがたくさんあったからです。
これまでとこれからを考える
「これからの大学を考える!」と全国を周りながら本当にたくさんの人達としゃべってきたのですが、これからを考えるには「これまでを学ぶ」ことがすごく大切だと思ってきました。
そこで、ACADEMIC CAMPに参加する人たちが集うオンラインコミュニティーを運営してきたのですが、参加者と学び合いができたかと言うと、どうしても部分的になってしまったと言わざるを得なかったんです。
現実問題、何かしら真剣に考え、取り組むことができる人ってのは、当事者としての思いを強く持っているか、専門的に役割として仕事をこなす能力を持っているかに限られてしまいますよね。
みんながみんな、同じ熱量や同じ知識・経験を持つ、というのは相当限られた状況下じゃないと成り立たないのだろうというのが実感知としてありました。
そんな体験をEVERYDENIMの島田さん(@shunsuke12261)としていたところ、こんな風に仰っていました。
俺らはデニムが作られてきた向上や現場を知ってもらいたいとは思っているけど、それを俺らがよく知っていればいいと思ってて、お客さんにはもっと”気持ちよく”関われるあり方を徹底していきたいと思ってやってるんだ。
発起人やリーダーは真剣に取り組むためにもこれまでをしっかり学ぶことは重要なのは間違いないけど、確かに裾野を広げていきたいのなら、対話しやすい環境をつくることもめちゃめちゃ大切ですよね…
「オンラインコミュニティーでのファシリテーションは異次元」ということばをもらったこともあって難しいのは間違いないんですが、改めてもっとオンラインだからこそできる良いコミュニケーションについて考えさせられました。
えぶり号に乗って全国へと飛び出しつつも、デニム販売のもう一つの柱として取り組むオンラインコミュニティー「えぶりシティ」にも注目していきたいと思います。
“今ここ”を見つめる
ちょっとまじめな話しですが、どんどん、どんどんとグローバル化が進む中で、価値観が多様化し、さまざまなライフスタイルを選びやすくなった時代だからこそ、広くみんなで考えていかないといけないことは増えているのは間違いないと思うんです。
複雑極まりない社会情勢ですが、だからこそ、環境問題をはじめとしてみんなで考えるきっかけを作ることは大切だという気持ちは今でも変わりません。
ですが、ACADEMIC CAMPを終えた今思うのは、当事者側からの理想論ばかりを語らずに、それぞれの現実に落とし込むことが必要だなってことでした。
当事者はこれまでをしっかり学び、これからを真剣に考えつつも、”今ここ”を見つめ直していくことが重要じゃないかと。
自分自身の足元を見直しつつ、同時に変化の激しい時代の中で生きる人びとの立ち位置も想像する、できることなら聞いてみる。
学び、考え、聞き、動き、省みるという繰り返しを”今ここ”からやってみるということ。
これをもっと意識していく必要があると思ったんです。
ブログのアイコンにも使っている「青い鳥」の物語も最後は「幸せはすぐそばにある」というメッセージがあると言われていますが、改めて「できることを淡々とこなしていきたいな」と強く思い直したのでした。
