VALU登場当時、正直僕はあまり良い印象を持っていませんでした。
そんな思いを抱きながら書いてみたのがこちらの記事。

しかし、自分が使ってみなきゃわからんよなってことでVALUのアカウントを作り運用し始めたわけですが、はてさて如何ように使っていこうか少し悩んでいました。
ですが!今日、なんとなく僕はこんなことでVALUのようなサービスを使っていきたいということが見えてきました。
備忘録的に言語化しておきたいと思います。
インパクトを持って登場したVALU
VALUというサービスは本当に今の時代に沿ったものだと思うので、かなりインパクトのあるサービスであることは間違いないと思います。
少なくとも今まで、ここまで個人に紐付いて仮想通貨とは言え目に見える形で、個人のソーシャルのつながりが「お金」として換算されるものはなかったですよね。
一番、近いのがクラウドファンディングではありますが、あくまでも個人や団体にとっての「やりたい」を支援するためのサービスであってVALUとはまた異なります。
VALUはどこまでも個人がベースとしてありますから。さらにそれに「株式」という概念を導入するという斬新さ。
VALUってそもそもなに?どう使うの?って方は以下の記事が参考になるかと思います。
VALUの問題点
さまざまな方が指摘されていますが、VALUには仮想通貨から換金した税金はどうなるのかだとか、どう考えてもインサイダー取引を全くもってすることができないわけではないだとかいった問題があります。
サービス開始前に金融庁に足繁く通って、法的には問題ないそうではあるのですが…
もちろん、VALUをどこまで現状の「株式」と同一のものとして捉えるのかによって法的にどこまで適応されていくのかといった話がよく上がっていますよね。
この点は、簡単に僕含め学生などが登録して上場できることを考えると、使用していくにあたってリスクは避けられません。
VALUERとなってくれた方にも不利益とならないように、しっかりと勉強もしつつコツコツとした取り組みが必要でしょう。
参考これからの若い世代に身につけて欲しい「継続力」と「工夫する力」。 │ 隠居系男子
個人間で応援し合うためのVALUの活用
Twitterで僕が見出しつつある方向性をつぶやきました。
方向性にちょっと悩んでたけど、VALUを学生と博士の方向け使っていきたいかもと思い始めた。Share Studyっていうメディアとの愛称もいいし、◯VA保有している方は優待でShare Studyにて取り上げますとかも上手くできそうな気がしてきた。
— としちる (@ture_tiru) July 26, 2017
投機的な目的ではなく、個人に紐つけた応援ツールとしてVALUは活用していきたいし、活用してこそプレーヤー同士の結びつきが生まれて価値が相乗的に上がっていくんじゃないかなVALUみたいなサービスは。
— としちる (@ture_tiru) July 26, 2017
最初は新着ので上がってたからウォッチャーも増えやすかったけど、2,3日経つとやっぱり無名の者は勢いが衰えてしまうんだなと。というわけで、僕のVALUアカウントページ。今ならくっそ安いですが、面白いこと仕掛けるつもりなのでぜひぜひ。https://t.co/iyP2M4UR0q
— としちる (@ture_tiru) July 26, 2017
僕はこのブログを「教養」をテーマにして始めましたし、今は『入門学術メディア Share Study』を大きくしていくための活動に注力しています。
なんだかんだ言って、今はひとまず個人が非常に活躍しやすい時代ですよね。
ですが、どうしても個々人の力だけでは限界がある。
そこで、Share Studyではそれぞれの学びをシェアしていきながら、たくさんのゆるいつながりを作って学び合えるような環境を作っていきたいと考えているんです。
そんな思いを持ちながら個人で頑張っている人たちの架け橋の場として、また個人をメディアを通して応援するという意味でもVALUのようないわゆる評価経済社会システムのサービスを活用していける側面があるだろうなと思いました。
まとめ
VALUには問題がたくさんあります。まだまだ勉強していかなければなりません。
ですが、個人で頑張ろうとする意志を持った人たちが比較的集まっているサービスであり、簡易的なSNSとして機能しているようにも思います。
研究しつつもコミュニティ作りや地方創生的なことに取り組んでいる学生さんとVALU通じて知り合えそうで非常にうれしい。まだまだ問題もあるサービスだとは思うけど、単純に頑張っている人と繋がれる&互いに切磋琢磨して価値を高め合えるSNS、と捉えるとVALUは面白い。
— としちる (@ture_tiru) July 24, 2017
頑張る個々の人々が出会い、何かを生み出していけるような、そんな期待をVALUは見せてくれている側面も大いにあります。
評価をし合うのではなく、切磋琢磨し合う、正のスパイラルとして機能していくサービスになっていくと嬉しいし、もっと面白いことができていくんじゃないか。
まだ開設して一週間も経っていませんが、そんなことを思うようになってきました。
VALUだけでなくTIMEBANKなるサービスも出てきましたが、もうちょっと勉強しつつ、様子を見ていきたいと思いますし、思い切って活用してみるかもしれません。
Share Studyを創設した者として、ガンガンと面白いことを仕掛けていきます!
もしこれからの大学や学問、それに地方について考えていきたい方、応援してくださるとうれしいです。
ではでは。