▼前回の「研究雑記」[center][kanren id="1335"][/center]
Share StudyとDiscourse Guides
『入門学術メディア Share Study』なる、知的好奇心旺盛な高校生や大学1・2年生向けを対象とした学術メディアを立ち上げて早1年。実はその裏でほぼ同時に立ち上げたのが『Discourse Guides』だった。 Share Studyを開設したのは表の目的としては、「もっといろんな人が気軽にアカデミックな学びの発信をできる場」を目指すというものだったが、裏の目的としては自分自身が人生のテーマとして掲げている「教養を問う」ということを体現するためであるし、さらには2015年に起きた文科省の通知から端を発した「文系学部廃止論争」に対する批判的分析の延長線上にある実践としてというものだ。[card id="77"]
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Discourse Guidesを立ち上げた理由
では、Discourse Guidesをなぜ立ち上げたのかというのは一番始めの記事である『Discourse Guidesを開設するにあたってCDSの紹介とサイトを開設した理由』で以下のようにまとめてある。- CDSの日本語の解説はまだまだ少なくもっとあったらいいのになと思ったこと。
- 学際的な研究が必要だとされているが、そうした幅広い知識を研究に活かしていけるようにするにはウェブメディアがあると便利なこと。
- 社会的な不平等を取り除くことを目標とするなら積極的な情報発信が大切になること。
- 個人ブログだとごちゃごちゃになるので専門的に分けたかったこと。
ちなみに『Discourse Guides』では、CDSだけではなくその他の関連する分野も積極的に取り上げていければなと思い、大きく「Discourse」とタイトルに取りました。そして、タイトルのヒントは一つの目標としている『Philosophy Guides』さんから得ました。と書いたように哲学ブログである『Philosophy Guides』を参考にしたのだが、このブログを運営している方は兄弟子に当たる教育哲学者の苫野一徳先生が書いている『苫野一徳ブログ(哲学・教育学名著紹介・解説)』を参考に立ち上げたそうで。 先日、苫野先生にお会いした際にお話していたらふとそんな話が出てきて、ということは僕が3番目の弟子?に当たることが判明した! なんとも奇妙なつながりではあるが、こういうこともあるのだろう。 [sanko href="http://www.turetiru.com/entry/event_tomano_philosophy/" title="【哲学・教育学】苫野一徳さん講演『哲学的思考とは何か?』に参加したので概要と感想" site="TIRU LABO" target="_blank"]