マークダウンエディター「Ulysess」ファーストインプレッション ブログ専用下書執筆用途の観点から

文章執筆に特化したエディター『Ulysses』を初めてインストールして使用してみたところ、「おっ、これは確かにブログを書くことに集中するのに使えるな」という感覚を得た。そう、あくまでも「ブログ」を書くツールとして。個人的にブログを書くという行為は、きっちり練り上げた文章を書いていくというよりも、思考の軌跡をまとめたり、自分の得た知見を次なる誰かに向けて言語化するのに良いツールだなと思う。

研究論文だとかレポートを書くにあたって、メモや構成はアウトライナー(最近はWorkflowyからNotionへと移行しつつある)を使い、最終的にWordで整えたりする。個人的にはこちらがメインで、(知的)体力をそこそこ消耗する。けど得た視点、考えていることを言語化するのはそれはそれで思考を整えたり、外に向けて考えることに役立つ情報になる。だから、何かしらことばは残したいのだけど、今やTwitterでそうした使い方をしたい気分ではまったくなくなってしまった。

積み重ね続ける意志 積み重ね続ける意志

そこで、改めてブログで「純粋に考えをことばにしていく」ことに使っていきたいと考えるようになった。そこで、「ブログ」用のエディターを必要としていた、というのが個人的欲求。

正直、あまりにもガジェットで使うツールが多くなってしまったので「増やすよりも減らしたい」くらいだったのだけど。けど、それ以上に「書く」ということは自分の仕事の大きな要素なので、徐々に良い環境を作りたいと思うのだ。

今、メインで使用しているガジェットはMacBook Pro 2019(13inch)iPad mini 5だ。分かっていたことだけど、MacBook Pro(13inch)は持ち運ぶのにはなかなか重い。できる限り、荷物は軽くしたいところで、iPad mini 5で快適に書けるならということで、エディターを探し、「Ulysses」をついに導入。

Ulyssesのファーストインプレッション

書くことに集中できるエディター

これは評判通りでエディター内で、文字テクスト以外の画像など、余計なものを目立たせないような工夫がされていて良い印象。これまでマークダウンエディターとして「iA Writer」「Bear」も使ってきたけど、基本的に書く感覚としては似たようなもの。けど、プレビューの表示、ダークテーマなど、細かな調整やデザインは確かに「Ulysses」は一歩リードしているかもしれない。これはエディターに特化しているというのが大きいのだと思う。

WordPressとの連携が◯

「画像」や「Webリンク」、「脚注」など、記事を作成するにあたっての最低限の情報は「Ulysses」でできる。その上で、Wordpressに投稿するにあたって基礎情報である「タイトル」「カテゴリー」「タグ」「パーマリンク」「抜粋」「キャッチ画像」を投稿できるのは好印象。これでWordpressに下書きを送った時点で8-9割完成されていることになり、細かな調整や追加コンテンツをWordpress側ですればいいことになる。

これはエディター側で文字入力主体のコンテンツ制作に集中でき、残りの調整作業をWordpress側で行うという風に作業の割り切りがしやすいということになる。「文字を書く」ことにきちんとエネルギーを割けることは個人的にとても嬉しい。

今、かなり凝った画像を使ったブログも増えているし、「読者」を意識するということであればそうなるよなと思う。が、僕はこのブログでもう少し、「粘り強く思考する」という軌跡を残し、それを辿るような記事を書きたいと以前よりも思うようになった。なので、「パワポ」を使ったような分かりやすい説明をするのではなくて、「文字を読む、考える」ことを体験できる場を提供したい1)その上での「読みやすさ」は今後の課題なのだけど

iPadとMacのシームレスな連携は◯

これは、必ずしも「Ulysses」のみの特徴ではない。が、やはりiPadでサッと書いておいたものがMacの方にも連携されているのは使っていてとても気持ちいい。以前、Windows OSのパソコンを使っていたころ「iA Writer」で上手く連携ができなかったという経験があった。マークダウンエディターで書くことに特化できるのは「iA Writer」も変わらずとても良かった経験があるだけに、やっと「ちゃんと使えている」という感覚を覚えた。

おわりに

「Ulysses」を使用するのにサブスクリプションを契約せなばならず、月額550円、もしくは年額4400円とかなり高い。今回、使ってみようと思ったのはブログ用のエディターを探していたことと、「Ulysses」が学生料金1300円(6ヶ月)だったことが要因だった。年額2600円。ちょっと高いけど、これくらいなら専用エディターとして使っても良いなと感じる。

ひとまず、今日の今日インストールしてのファーストインプレッション。年間プランなら二週間試用期間があるので、いじくりながら継続するか決めたいと思う。

注釈   [ + ]

1. その上での「読みやすさ」は今後の課題なのだけど