
いじりの境界──Apple Storeで見た雑談と文化について

子どもの遊び場に刻まれた残酷さ──プレーパーク、戦争、自己責任

社会記号論系言語人類学とは──一味違うパース記号論の新展開

発話行為論とは──行為と意図性の問題を考える

社会言語学とは──言語と社会との関わりを捉える言語科学

言語人類学とは──「意味」を探究する経験的研究

雑談の力学──雑談ディスコースはどう面白いのか

詩的機能──定義とその人類学的意味

テクノロジーと記録──長崎、原爆資料館と軍艦島ツアーで考えたこと。

悪くない嘘の「嘘」──高浜寛『ニュクスの角灯』

情報伝達モデルとは──工学・科学・個人の近代イデオロギーの観点から

シャノンの情報理論とは──ビット、通信モデル、情報エントロピー

博士論文をGoogleのAIサービス「NotebookLM」に読み込ませてみた

科博のクラファン騒動について──交換と贈与、贈与と交換

「更新に失敗しました。 エラーメッセージ: 返答が正しい JSON レスポンスではありません。」の不具合対処法

WordPress無料テーマ「Portfolio」の導入&PHPエラーの修正
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私たちは、日々「自己責任」ということばに囲まれています。就職、結婚、子育て、契約、労働、病気、貧困。あらゆる場面でこのことばは使われ、時に人を鼓舞し、時に人を傷つけ、社会の分断を生み出しています。
「自己責任」とは一体何なのか?
ぼくは、この「自己責任」がいつから、どのように語られ、社会にどのような影響を与えてきたのかを研究してきました。
このサイトでは、その軌跡を辿りながら、「自己とは」、「責任とは」、そして「日本とは」と問い、みなさんと共に考えていきたいと思います。
現代社会を映す鏡
バブル崩壊後の「失われた30年」に、このことばは広まりました。
ボランティア、金融改革、民営化、就職氷河期・・・全国紙の記事を分析し、時代状況を照らす「自己責任」の意味を明らかにしました。
博士論文は、ちょっとお硬い文章です。なので、難しい文章を読むのは・・・という方は、ぜひ序章と終章だけでも読んでみてください。研究内容から面白さや意義を感じ取っていただくポイントがあるかもしれません。もっと深く知りたい!と思ったら、ぜひ博論全体にもチャレンジください。実はもっと面白い書籍化に向け、鋭意執筆中です。乞うご期待!
ぼくが専門とするのは、言語人類学を中心としたディスコース研究です。あらゆる記号的な言語コミュニケーションを対象に、人と人との関係づくりや、そこに絡む暴力・権力といった力関係の問題を分析しています。自己責任論やいじりといった身近な現象を考察してきました。時に人類学、時に政治哲学の知見も交えて、現代社会をちょっと生きやすくするヒントを、このサイトで発信していきます。