\11/24(月・祝)LIVE配信/雑談、論壇、直談判! 戦後80年、日本の自己責任論を考える>詳細・視聴はこちら
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2025.11.16
 参政党が提出し、自民党や日本維新の会も同調する動きを見せる「日の丸損壊罪(日本国国章損壊罪)」法案が、議論を呼んでいる。この法案のミソは、「日本を侮辱する目的」で国旗を傷つけたり汚したりした場合に、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科すという内容だ。 参考参政党提出の「日の丸損壊罪」で何が起きる? 表現の萎縮が「漫画やアニメ」にも波及するおそれも(弁護士ドットコムニュース) - […]

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Self-Responsibility

 私たちは、日々「自己責任」ということばに囲まれています。就職、結婚、子育て、契約、労働、病気、貧困。あらゆる場面でこのことばは使われ、時に人を鼓舞し、時に人を傷つけ、社会の分断を生み出しています。

「自己責任」とは一体何なのか?

 ぼくは、この「自己責任」がいつから、どのように語られ、社会にどのような影響を与えてきたのかを研究してきました。

 このサイトでは、その軌跡を辿りながら、「自己とは」、「責任とは」、そして「日本とは」と問い、みなさんと共に考えていきたいと思います。

現代社会を映す鏡

 バブル崩壊後の「失われた30年」に、このことばは広まりました。

 ボランティア、金融改革、民営化、就職氷河期・・・全国紙の記事を分析し、時代状況を照らす「自己責任」の意味を明らかにしました。

日本の全国新聞五紙における「自己責任」の使用数の変遷
全国新聞五紙における「自己責任」の使用数の変遷

 自己責任研究の集大成となる博士論文が公開中です。ただ、ちょっとお硬い文章を読むのは・・・という方は、「日本の自己責任論とは? 意味・歴史から現代社会の課題まで徹底解説」のまとめ記事をぜひご覧ください。この記事には、ふとした疑問を解決し、自己責任論を読み解く面白さや意義を感じ取っていただけるポイントをまとめました。もっと深く知りたい!と思ったら、ぜひ博論全体にもチャレンジください。実はより議論を深めた書籍を鋭意執筆中です。乞うご期待!

What is Discourse

 ぼくが専門とするのは、言語人類学を中心としたディスコース研究です。あらゆる記号的な言語コミュニケーションを対象に、人と人との関係づくりや、そこに絡む暴力・権力といった力関係の問題を分析しています。自己責任論やいじりといった身近な現象を考察してきました。時に人類学、時に政治哲学の知見も交えて、現代社会をちょっと生きやすくするヒントを、このサイトで発信していきます。

青山俊之(Toshiyuki Aoyama)のプロフィール写真

Name

青山俊之 | Toshiyuki Aoyama

Profile

ラーメンとWeb好き。博士(国際日本研究)。研究テーマは自己責任論。専門はディスコース研究。仕事は編集業。

ZAKKI
2025.11.16
 いま緊急で記事を書いております! ども。まがいなりにも研究者の青山俊之です。すっかり研究発表は最近しておりません。2023年7月の国際語用論学会 in ブリュッセル以来、博論審査を除けば。  というわけで、研究に関してはサボっている人間なのですが、今月11月に入ってからresearchmapにあげている博論「自己責任ディスコースの言語人類学的研究─中東地域日本人人質事件を題材に─」のダウ[…]

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