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英語で味わう名言

【英語で味わう名言 vol.1】ソクラテス「無知の知」

投稿日:2016年1月13日 更新日:

「無知の知」 by ソクラテス

「英語で味わう名言」シリーズ第1弾

 英語で名言!

「無知の知」
  • I know that I don't know anything.
  • The only true wisdom is in knowing you know nothing.
  • Wisdom to realize one's own ignorance
Ignorance of knowledgeもGoogle翻訳さんによると出てきますが、なんか怪しそうです。笑

「無知の知」が生まれた経緯

ソクラテスの友人がなぜかは分からないけど、神に問いました。
「ソクラテスより知恵のあるものはいるのか?」
そしたら、神から返ってきたお告げは「ソクラテスより知恵のある者はいない。」というもの。
それを聞いたソクラテスは疑問に思いました。
「自分はそこまでうぬぼれていないし、そもそも自分より賢そうな人はいくらでもいる。全知全能の神がなぜそのようなことを言ったのか。ウソをつくはずがないのに。」
そこでソクラテスは自分より賢いと思われる人々にところに直接聞きに出向きます。
だけど、誰一人として満足のいく答えをしてくれない。
そこでソクラテスは気づきました。
「ハッ、そうか。世の賢そうにしている人も知らないこと、答えられないことだってあるんだ。けれど、自分はその知らないということを知っている。それが神がお告げした内容の意味することだったんだ。」

Context of the word

A friend of Socrates asked God.
"Are there any people who is wiser than Socrates?"
Then God replied.
"There are no people who is wiser than Socrates."
When Socrates heard the oracle from his frind, he doubted it.
"I'm not too self-conceited and there would be many people who is wiser than me. Why did Almighty God say that thing. God never tell a lie..."
Then He visited to more intelligent people than he was.
However, any people could not explain that sufficiently.
At that time, he realized.
"Oh, I got it. There are something which even people who seems to be wise can't explain completely. But I know that I don't know anything. This is the real revelation from God."
※ 英語の是非は保証しません。間違ってたら優しく指摘していただけると嬉しいです…

名言には必ずその背景がある

それが「無知の知」が生まれたおおよその背景でした。
この文脈でソクラテスが言った「無知の知」の真の意味とは、「ただ知らないことを知っている」ではなく「知らない上で知ろうとする」ということにあると言えます。
人間には当然ですが、限界があります。到底すべてを知りえることはできないでしょう。間違いだって犯します。
ですが、それを知ってもなお知ろうとするその行動あってこそ「無知の知」が本当に意味することと言えるのではないでしょうか。
以前、このような愚痴をある美容師さんから聞きました。
「俺は言葉の背景を知りもせずに、さも賢げにただその言葉だけを使うやつが嫌いなんだ。」
おちゃらけた美容師さんだったので、そこまで語気は強くなかったですが、そこそこ皮肉を込めたものでした。僕以外にお客はいなかったので出てきたと思われます。笑
僕もたまに言葉の背景をそこまで知りもせずに使ってしまうことがあります。
その言葉を聞いてからはなるべく気を付けるようにしていますし、それでも使いたい時はきちんと断りを入れるようにしています。
やはり、言葉にはそれぞれの文脈があります。その文脈あってこそ、初めて言葉の真なる意味が分かると思うのです。
そうしたことを無視し、言葉尻を捉えて発言者を攻撃しようとする人を時折見かけます。
そんな揚げ足取りを見かけるにつけ、そうした人にこそ「無知の知」を分かってほしいなと時折思います。
こうした言葉の背景を紹介しつつ、さらに英語の表現も一緒に覚えられる「英語で味わう名言」シリーズをちょくちょく更新していきます!
自分のためにも。笑
では!
 「無知の知」は「ソクラテスの弁明」の中で出てきます。
ブログ管理人
としちる

ミスチルと青い鳥が好き。大学生活前半は冊子制作に打ち込むも紆余曲折あって研究者を目指すことに。夢はアカデミーを作ること。研究の狭き道でも生きていくこととやりたいことを両立させるために、サイト運営やライティング、Webデザインといったメディア系スキル・ビジネスのイロハも学んでる。つれづれ“ちる”ままに、時に激しく主にダラダラがモットー。

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